コンピュータービジョン for ファッション 〜ZOZO研究所で、機械学習と深層学習のファッションビジネスへの応用に関するセミナーを行いました〜

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こんにちは、広報の坂井です。

「ファッションの数値化」をミッションとするZOZO研究所には、物理、数学、情報学などの様々なバックグラウンドを持った所員がおり、主に機械学習や深層学習を応用しミッションを達成するために業務を遂行しております。

機械学習や深層学習研究分野は近年急成長を遂げており、常に新しい知識を獲得することは研究所員にとって必要不可欠です。そこで研究所では、新しい知識の獲得と社外の企業や大学の研究者と交流持つことを目的としたセミナーを定期的に開催しています。

先日は、株式会社サイバーエージェントAI Labのリサーチサイエンティスト 山口 光太さんを招待し、お話ししていただきました。

当日の様子をお届けします!

山口さんプロフィール

株式会社サイバーエージェントAI LabのResearch Scientist.コンピュータビジョン,機械学習を用いたWebメディアの分析研究に従事.2014年から2017年まで東北大学大学院情報科学研究科助教.2014年米国ニューヨーク州Stony Brook大学にてコンピュータ科学のPh.D.取得.在学中Google Inc. エンジニアインターン,Johns Hopkins大学にて自然言語処理ワークショップ参加など研究活動に従事.2008年東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了,2006年東京大学工学部計数工学科卒業.

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勉強会の様子

今回のテーマは「コンピュータービジョン for ファッション」です。画像認識の最近の研究動向と、そのファッションビジネスへの応用に関してお話いただきました。

まず、画像認識にはいくつかの目的がありますが、基本的には、“人間が目で判別できることをコンピューターに判別させること”を目的としています。例えば、“写真に写っているものが何かを当てる”というような、コンピューターに目を持たせることを、画像認識と言います。 ファッションへの応用研究としては、例えば以下のような研究をご紹介いただきました!

  • トップスとボトムスの合う・合わないを見極める研究。最近では、3つ以上のアイテムのコーディネートの良し悪しを見極める研究。(資料P.29、31)
  • ある服に似た服をネット上から探す研究。(資料P.34)
  • あるスタイルのトレンドの変化を分析する研究。(資料P.39) 
  • 欲しい服の特徴を伝え、希望の服を見つける研究(資料P.40)

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参加者の感想

今回は研究所のみだけでなく、社内のエンジニアや分析部の社員も参加しました。 参加した社員たちからは、以下のような感想を聞くことができました。

『ファッションにおける最先端の研究事例が知れて刺激になった。また、これを実際に活用していくイメージもついたから実践していきたい。』

『画像認識はファッションに関する様々な問題に適用できる強力なツールであることを改めて感じさせられた。ZOZOの豊富なデータ資産を活用して、インパクトのある研究を発信していきたい。』

『ファッションにフォーカスした近年の研究動向を把握できる、貴重ですばらしい機会だった。「どの分野が飽和してきているか」「どの分野が今アツいか」などの、研究者としての視点が大変興味深かった。開発のヒントになるものがあり、視野が広がった。』

『ファッションというテーマの奥深さと多様性が詰まった会。自分では思いもよらなかった画像認識の応用や、ファッションと他要素のつなぎ込みが行われていることを知り、あらためて今非常に"アツい"分野だと再認識した。』

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今後も積極的にセミナーを開催し、インプットを増やすことで「ファッションの数値化」を目指します。近年は研究所を持つ企業もどんどん増えているため、大学からだけでなく企業からもスピーカーをお招きし、たくさんの研究者との交流も予定しています。

ZOZO研究所では、これまで感覚的に語られてきたファッションという領域を科学的に解明することを目指しています。一緒に挑戦したい皆様、お待ちしております!

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