こんにちは、広報の坂井です。
昨日7月10日(月)、スタートトゥデイ研究所の論文がKDD 2018 Workshopに採択され、発表することが決まりました!
日本のファッション領域を研究している企業で唯一採択され、研究所立ち上げ後アカデミックな活動の公開は初めてです。
KDDとは
KDDは、「International Conference on Knowledge Discovery and Data Mining」の略です。データマイニングにおける研究発表がされる国際的な学会で、毎年多くの研究者が集まります。今年は8月19日〜23日に、ロンドンで開催されます。
研究内容について
スタートトゥデイ研究所では、主に「服作り」「似合う」「サイズ」という3つの研究を進めています。
今回、「Outfit Generation and Style Extraction via Bidirectional LSTM and Autoencoder」(スタイルの抽出とコーディネートの生成)について論文を公開しました。これは「似合う」の研究にあたります。
この論文では、ファッションのスタイルを、混合して表現する事を提案しています。これは、例えば「この人の格好は、フォーマルが30%でカジュアルが70%」というように表現する方法です。この方法と、弊社が運営するサービスIQONのコーディネートデータを使って、どのようなスタイルが存在するのか、それぞれどのような配合なのかを抽出してみました。
さらに、コーディネート生成アルゴリズムと組み合わせて、希望のスタイルに応じたコーディネートが自動で生成される仕組みを実装しました。
論文は、こちらからご覧いただけます。
KDD2018に行って発表してきます!
KDD 2018には、スタートトゥデイ研究所のメンバーが参加し、ワークショップ『AI for fashion』にて登壇します。
また参加後にレポートをアップする予定ですので、お楽しみに!
採用情報
スタートトゥデイ研究所では、「ファッションを数値化する」というミッションのもと、研究を進めています。興味のある方はぜひこちらからご応募ください。お待ちしております!
【お問い合わせ】
スタートトゥデイテクノロジーズ広報